2014-07-19 複式簿記の歴史と論理―ドイツ簿記の16世紀 [単行本]-ブックキュレーターおすすめの本 日記 複式簿記は、皆さんのよく知るところだが、どのように して確立してきたのかその歴史を知ることが出来る興味深い一冊。 複式簿記の発生はイタリアであると言われているが、 仕訳帳、元帳による二重分類簿記法をイタリア式といい、 普通仕訳帳と元帳の間に総合仕訳帳をおくのがドイツ式と言われる。 イタリア式簿記が広がる中で、ドイツ式簿記とどのように融合し 今日の複式簿記となっていくのか、その歴史と理論を詳しく 説明している。 経済学部の大学生や会計を学ぶ人、欧州史に興味のある人におすすめ。