人気の本、面白い本を紹介!4000冊読破したブックキュレーターの書評ブログ

人気の本、これはと思った面白い本を4000冊読破したブックキュレーターが手短に紹介します。

完全解説 インターネット選挙 [単行本]-ブックキュレーターおすすめの本

ネットでの選挙活動が解禁されてしばらくたつ。

この本は政治家に向けた立場で、どうやってネットを活用すれば

有権者に支持されるのかを研究し、まとめたノウハウの本。

これから選挙に立候補を考える人や、再選を目指す人などに

有用な一冊である。

メールの送り方など、やり過ぎると悪い印象を与えかねないし、

やればいいというものでもない。適切さが必要。

これからの選挙運動は、ネットの活用が不可欠である。

固定の支持政党や支持候補者のいない、いわゆる無党派層

属する若者への支持拡大には重要だ。

立候補の前に必ず読みたい、読んで欲しい価値ある一冊。

議員秘書やスタッフの人にも。

365日たまごかけごはんの本 [文庫]-ブックキュレーターおすすめの本

TKGって何の略か知ってますか?

Tamago-玉子

Kake-かけ

Gohan-ご飯

そう、玉子かけご飯のこと。

いつの頃からかTKG、TKGと聞くようになり。

この本は365日、玉子かけご飯を食べることを実践するための本。

七味唐辛子、マヨネーズ等、いろんな食材を組み合わせて

バラエティ豊かなTKGを楽しむ、TKG好きによるTKG好きのための

バイブルのような本。

チョコや杏仁豆腐はさすがにどうかと思うが・・・。

この本の通りに365日全部TKGを食べた人もいるかもしれない?

眺めるだけでも楽しい本です。

16万部突破のベストセラー。

まず1分間でうまくまとめる 話し方超整理法 [単行本(ソフトカバー)]-ブックキュレーターおすすめの本

要点を手短にまとめ、的確に相手に伝えること。

それはとても重要なスキルである。

この重要性を重んじる会社では、朝の朝礼での1分間、5分間と

いったスピーチを社員にさせていたりもするだろう。

特に若い人などはこうした習慣を毛嫌いすることが多いが、

案外重要なことだ。

特に最近はLINEなどで、スタンプを使ったり、Facebookのいいねなど

文字や文章を使わなくても相手に意思を伝える手段がもてはやされて

やまない。

そのため、文章や言葉できちんと表現できない人が増えている。

この本は、話し方の基本的なところから、様々な表現法、話法を解説する

だけでなく、人前であがったりしないための方法や、準備の仕方、

表現の仕方など、具体例をいくつもあげながら詳しく説明している。

朝礼でのスピーチが苦手な人は必読の一冊。

話し方が上手くなるだけで、仕事や人生が変わる。

団塊シニアだから成功する!NPOビジネス―楽しく、働きながら、社会を変える-ブックキュレーターおすすめの本

いま、NPOビジネスが盛んになっている。

団塊世代が定年を迎え、次の人生を考えるときにNPO起業という

選択肢を考える例は多いようだ。

それは、社会の一員として何か役に立つことがしたいという

使命感もあるのではないか。年金をもらいながら庭で盆栽いじりを

するような「年寄り」にはまだ早いし、そうはならない、なりたくない

という気概とチャレンジ精神はとても良い。

経験も知識も豊かな団塊世代がこそが立ち上がり、NPOビジネスを

展開すべきであり、そのための方法論なども詳しく解説した

熱い本である。

「辞められると困る! 」と言われる社員がやっている 評価されるコツ [単行本(ソフトカバー)]-ブックキュレーターおすすめの本

サラリーマン(いわゆる会社勤めの人)の多くが感じる理不尽。

それは、頑張っているのに認めてもらえない。評価されない。というもの。

しかし一方で、評価されている人もいる。

世渡りの差なのか、なんなのか・・・。ここで頑張るべきか、もっと

認めてくれる会社があるはずだ!と思って別の会社に行くか。

しかし、サラリーマンでいる限り、どこにいってもこの問題は

つきまとう。自分で会社を起こさない限りは・・・。

「世の中と上司は理不尽でできている」

という、この本を読んで、うまい処世術を身につけて欲しい。

はじめて部下をもつあなたへ [単行本]-ブックキュレーターおすすめの本

著者の「レビックグローバル」社はeラーニング・スキル教材開発の

大手企業である。

上司が部下を指導する手法を学ばせるためにビジネスコーチングを

導入する企業も増えてきた。

上司となった時に、部下の能力をうまく引き出して活用出来るかどうかは

すごく重要なことであるが、様々な理由でうまくいかないケースも

多いことと思う。

本書にあるように、一番重要なことはコミュニケーションである。

その実例をDVDの映像で収録しており、とてもわかりやすい一冊。

30代の方など、初めてリーダーになった人、プロジェクトを任された人など

おすすめ。研修を受ける時間がなければ、まずこの本を読んでみては

どうだろう。難しくなく抵抗なく入れる内容なのでいいと思う。

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う! [単行本]-ブックキュレーターおすすめの本

最近「小沢一郎」の名前をあまり聞かなくなった。

一時期はあれだけテレビで騒いでいたのに、あれは何だったのだろう。

実際、法的に「無罪」となったが、小沢一郎=悪人と思っている

人は相当数いるのではないだろうか。

しかし小沢一郎がどのように悪人であるのかを説明しろと言われて

説明出来る人がどれほどいるのか。おそらくは「テレビで言ってたから」

程度のものだ。

この本は、「国策捜査」=小沢つぶしという観点から

検察の闇を問う良書である。

小沢一郎を首相にしたくない勢力の謀略によって、小沢一郎は政治的に

抹殺されたのではないか。検察の捜査の正当性は?それは真実だったのか?

あれほど小沢を叩いたマスコミも、無罪となったあとはダンマリ。

検察とメディアが共同で小沢をつぶしたのでは・・・?

罪に問えなくなれば「報道しない自由」を行使するマスコミ。

メディアのあり方に疑問を感じる人、小沢一郎に興味のある人は必読の一冊。